■■VS サウス戦 バトル前■■

……誰だお前は

あ、えっと、サウスって言うんだけど……

『裏』か?

裏?

なぜここにいる

それは……多分、お兄さんと同じ事……

……悪いが、オレは何があろうと止まる気はない。

誰であろうと

ぼ、僕だってそうだ!負けられない!

……後悔するなよ

そ、そっちこそ!


■■VS サウス戦 バトル終了■■

……大丈夫か。

え……あ。うん…

だから言っただろう。……死ぬかもしれないんだぞ

……わかってるよ、そんなこと

……オレはもう行く。一人で大丈夫か?

あ……

あ、あの!

……

あ、あの……ごめんなさい。
別に、喧嘩する気はなかったんだけど……その…

喧嘩……?

……ごめんなさい。
どうしても、どうしても確かめたいことがあったから……
でも、もう…

……それでいいのか?

え?

たとえ何日でも、何年でも
自分の『信念』が揺らがない限り続けた方がお前のためだと思うが。

でも……ここで負けちゃったし……

負けたっていい。それは恥ずべきことじゃない。

……!

負けてもいい。だが、死ぬな。




■■VS イリア戦 バトル前■■

待ちなさい!

……

あなた、まさかこの事件を追ってるの?

……そうだ

そう、じゃあ問答無用ね

お前は、何だ

目標は違うけど、あなたと同じよ。

力だけ求めるのか……
お前みたいな奴には、先には行かせない。


■■VS イリア戦 バトル終了■■

っく!

もう、やめておけ。

くそぉ!

お前は強い、だがその想いは揺らいでいる

うるさい!うるさい!お前に何が!

……

父さんなら……

……

こんなんじゃ……父さんが誇りに思えない!

父親が、いるのか

……もう、いないわよ

そうか……
オレも、両親はいない。12年前に殺された

!!

親の言葉には耳を傾けていた。
だが、親にこうあって欲しいと望んだことはない

……

親は、そうあるべきだと思う。
ただ、いるだけでいいんだ。

……

お前の父親がどんな人物かは知らないが
認めてもらえて何か変わるのか?

何を……

いや、いい。オレが言えた義理じゃないな。すまない

あなたは……

……

なぜ、行くの?

聞かない方がいい……どんな奴よりも最低な理由だ

……




■■VS シュン戦 バトル前■■

随分と物騒なもの持ってるな

お、分かるかい?

この辺りの争いはないはずだ。何をしてる。

西にね、干渉がかなり集中してる。そこへ行くんだよ

…お前、何者だ

見ての通り、ただの一人間だよ

……嘘をつくな

ありゃ、それもお見通しかい?

何者だ。

さぁてねぇ。
ただ、他のもんよりちょっとだけ利口なだけさ。
何も知らない兄さんよりはね。

……何を知っている

兄さんには関係ないことだよ!


■■VS シュン戦 バトル終了■■

く!

言え。何を知っている。

何って、別に

言え!

しつこいな兄さんも。
何も知らないって言ってるだろ!


な、何!?

…くそっ!逃がしたか……

……西

!!……誰だ!!

……

『裏』?……待て!!




■■VS No.4戦 バトル前■■

もう逃げ場はないぞ……

……

お前、『裏』だな。

……

知ってること、すべて吐いてもらうぞ

…知らない。わたしは何も知らない……

とぼけるな!!
『干渉』が起きないかぎりお前がここへ来ることはない!
どこにある!どこから来た!!

……

…自分の立場がわかってないみたいだな。
『裏』なら、オレは容赦しない。シラをきるなら吐かすまでだ。

いくぞ!!


■■VS No.4戦 バトル終了■■

…うぅ

言え

……知ら……ない

何もしらないわけはないだろう!
貴様らがしでかしたこと……忘れたわけじゃないだろう!!

……何……

悲しい…目……

!!

……何に……そんなに、しばられてるの?

黙れ……黙れ黙れ黙れ黙れ!!!

貴方、心が消えてる……心が、止まってる

…!!貴様が、貴様が言えた義理か!!
俺の友人を!両親を殺した貴様らが!

……

…くそ!




■■VS エグザクス戦 バトル前■■

……!!隊長!

てめぇか。

何故、ここに?

てめぇまさか
単なる志願者だけに任せてるとでも思ったのか?

……

何も変わっちゃいねぇな。馬鹿は馬鹿のままか!

……隊長、オレは

うるせぇ!てめぇのことなんざ知るか。
邪魔するんだったら殺すまでだ

!!

この事件は『世界』が関わってんだ。
てめぇの感情でどうにかできるレベルじゃねえんだよ!

それでも……オレは行きます!

まだ分かってねぇのか!…この事件は『偶然』じゃねぇ。
12年前も。

なんですって!!

やはり何も知らねぇな。
所詮テメェはゴミなんだよ。お前が出る舞台じゃねぇ

……なら、貴方から聞くまでです。

舐めた口を聞くなぁ!


■■VS エグザクス戦 バトル終了■■

教えてください!何が……何があるんですか

……この世界は2つ存在するのは知ってるな

エリメラと…ハーネッシュ

そうだ。
どちらとも互いの『存在』を軸にバランスを取り、空間を生成している

ええ。片方の『存在』が肥大化したとき
空間の軸が変動し『干渉』が発生する…と

馬鹿か!いいか、『存在』が揺らいでんだ。そんなことはあり得ない。
なら何故今も、そして12年前も存在が揺らいだのか
……それを考えてみやがれ

……それは……

均整の取れた存在を、何者かが人為的に制御しようとしてる。
その全ての『空間の力』を利用し、2つの世界『均整』を
我が物にしようとしてる
……そういうことだ

そんな……

もともと『空間』や『存在』なんてもんは均整が取れ、
初めて実化(じっか)するものだ。

それの元となる『軸』を、『柱』を制すれば……
『運命』すら自ら変化させられる。

誰が!一体誰がそんなことを!

『空間を司る者』……国が発表したものにもあった『奴』だ。
おそらく『奴』は2つの世界に存在する全ての『運命』の『軸』を
手中にするために動いたんだろう
だからバランスがくずれ『干渉』が大量発生した

12年前も……そうだと言うんですか

だろうな……
ふん、『FateAxis』か……皮肉な言葉だ

そんな……じゃあなぜ12年も沈黙してたんですか

あっちの都合なんざ知らねぇよ。
だが、また騒動を起こそうってんならぶっ潰すまでだ。

……すいません

黙れ。……行け

え?

オレは行けねぇ。早く行け

……

……馬鹿野郎が




■■VS リィン戦 バトル前■■

……止まりなさい。

誰だ

『ガーディアン』

お前が……そうなのか

貴方もこの先に行くつもりね

……復讐?

!!

駄目よ。分かるでしょう?

その意思、歪みがあるわね。
貴方はもう知ってる。この先へは『辿れない』。『見えない』

……退け

駄目よ。貴方のような人は必ず不幸になる。
その運命(さだめ)は変えられない

オレはオレが信じることをしてるだけだ!
運命(さだめ)なんて信じるものか!

……

お前が『司る者』だというのなら、お前自身が『目的』だ。
迷いはない。真実を知るだけだ。

それが貴方の不幸だと言うのよ。

それは、オレが決める!


■■VS リィン戦 バトル終了■■

っく!

さぁ答えろ!世界を『混乱』させる、『干渉』を起こす理由は何だ!

はぁ……はぁ……はぁ……

……お前ではないんだな。

……

通してもらうぞ……

それで……いいの?

うるさい

望まない事象で、貴方は満足できる?

知りたいだけだ……真実を。




■■VS アルセスモア戦 バトル前■■

ここは……

……!!

……

だ、誰だ、お前……

……

ここはどこだ

はざま…軸……

狭間……空間の狭間か!

……?

ならば、お前が『空間を司る者』!!

……

お前が!お前が『干渉』の原因か!!

……(こくん)

お前のせいで……どれだけの人が死んだと思ってるんだ!

………

なんとか言え!!

……違う、違うよ……

何?

……『ここに居ろ』っていうから……ずっと居たのに。

何だと?

……『ここに居ろ』って言ったのに……

……お前さえ居なければ……
お前さえ居なければ『干渉』は起きないんだ!
争いが存在しなくなるんだ!!

………

お前のせいで……

……違うよ……
悲しい……?

何?貴様……

わかってる……憎いの。
わたしが、貴方の親を殺した?

!貴様あああぁぁぁぁぁあ!!!!


■■VS アルセスモア戦 バトル終了■■

ぅ……っく!うぅぅ……

何故だ!何故『干渉』を引き起こした!!何故殺した!!!

わたしじゃ……ない…

とぼけるな!!

……

……本当に、知らないのか?

……(こくん)

馬鹿な!そんなことを信じろとでも言うのか!

……イレイシュが……

何!

『ここ』を作って、『ここにいろ』って……

イレイシュ……そんな……
イレイシュは『国』の最高幹部だぞ!

『来る』って、言ったのに……
『迎えに来る』って言ったのに……

……お前……

誰も……なんで誰も来てくれないの!?
どうして?この子……死んじゃうよ……

まさか……

(もともと『空間』や『存在』なんてもんは均整が取れ、初めて実化(じっか)するものだ。
それの元となる『軸』を、『柱』を制すれば……『運命』すら自ら変化させられる)

そんな……イレイシュ……
イレイシュが……『元凶』?

……おい、しっかりしろ

……っく……ううぅ

おい!……くそ!!

……

悪かった……ここにいてはいけない。
運命(ここ)にしばられてはいけない

……

キミには力がある。
それを使えば難なく『運命の輪』を手に入れれたはずだ。

だがそれをしなかった……12年も。

……あ、りが……っつぅ!

だ、大丈夫か?

……

おい!!しっかりしろ!死ぬな……死ぬな!!

……うぅ…

(絶対……この子だけは……)

くそ!なんてことを……

ご……ごめん……な…さい……本当は……本当は……
こ……怖いよ……死にたく…ない……

!!

(そうだ……俺は助ける!この子は助ける)

あ……ああ、死なせない!死なせてなるか!!

ごめん……な……さい

大丈夫だ。……生きるんだ!

(絶対に!)



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